夏の午後に・・・ 木陰でのんびり本を読むのが好き。 このあたりの海岸沿いにはたくさんの大きな木があって、芝生の上で寝っころがっていると 爽やかな風が心地良い 木々が強い陽射しを防いでくれています。 だから人々もゆっくりリラックスしたり、ピクニックを楽しめるんですね。 なかでも、ご近所のビーチにある pohutukawa の木立は推定200年というもので、 昔からマオリの人々の神聖な場所として親しまれ守られてきました。 が、今年のはじめ、これらに薬が撒かれたり、たたき切った痕が見つかったんです。 市の職員が言うには、 この後ろに建っているアパートメントの住人たちが海の景色がよく見えるようにやったのではないか・・・と。 ふ~む 。 。 。 せっかく海の真ん前にある家に住んでて何も見えないんじゃあねぇ、、 わかりますよ、でも。 だからって自分勝手に・・・ 公共の場所の木を切っていいの?? 先日の新聞にはこんなことが書いてありました。 住民の敷地内の松の木が25mにもなり、建物に覆いかぶさって歩道や道路にもはみ出している。電線にまでかかっているので安全性のために何とかしたいというもの、しかし許可が下りない・・・と。 この国では、たとえ自分の敷地内にある木であろうと勝手に切ることが出来ないそうです。 市の許可が必要なんですって。 私も最初はえっ?!と思いましたが、ある程度の大きさの木、もしくは貴重な品種などは市の管理下にあるそうなんですね。 これも環境や外観保護のためなんでしょうけど、安全性を無視してまでそのままにしておくってのもどうなんでしょうね? 切ることが出来なくても移動するという手段もありますが・・・ これも先日の話し。 道路ぎわにある大きなpalm treeとpohutukawa 道路拡張工事にあたって移動されることになってたらしいんですが、これに掛かる見積もり費用がなんと、 $90,000!!(日本円にして¥7,200,000) 移動したあと生き残る可能性が100%じゃないことから、これには市もギブアップ、 とうとうこのふたつの木を切ることになったらしいんですけど・・・ 莫大な費用、移動も容易じゃなさそうですね。 と、このように自然環境には何かといろいろな決まりごとが多いNZですが、他の国々ではどうなんでしょうか?!好きにばっさりと切りまくるのもどうかと思いますが、緑の保護もなかなか大変な作業のようです。 zzzzz... そんなことはよそに、森の主は昼寝中・・・てか(笑) Have a good weekend!
by moana_nz
| 2006-02-24 14:33
| New Zealand
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海と空が好き
New Zealandから
私のキョーミ深いもの
by moana
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