Wai-O-Tapu
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この色、さすがに実際自分の目で見てみると、息を飲みますね。
The Champagne Pool  素敵な名前に負けない迫力があります。
幅65m、深さは62mのこの温泉はロトルアでも一番の大きさ。
森だった場所に突然の熱水噴火によって700年前に形成されました。

     ワイオタプ   聖なる水
 
15万年前にはじまった火山活動。 1万5千年前にはじまった熱水活動。
多数存在するクレーター、泥、水、蒸気を伴った熱泉や冷泉。

タウポ火山帯の熱水循環系において、最大規模の地表地熱活動エリア。景観保護区にも指定され、うちの一部約18平方キロメートルのエリアが一般公開されています。

週をまたいでしまいましたが、しつこくロトルアの温泉紀行、続きます。 ^ ^;




Artist's Palette
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ここにたどり着いて真っ先に浮かんだのが、小学校のとき大好きだった水彩画の授業。

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あらゆる色が熱水、冷水池、また蒸気が吹き出す噴気孔で見られます。

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この色は水位や風向き、シャンパン池(右側)から流入する水によって変化するんですって。

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この池をぐるりと囲む鮮やかなオレンジの温泉華棚。たくさんの鉱物を含む水質のためできた沈殿物が長い年月をかけて堆積して出来ました。表面の温度は74℃、炭酸ガスを含んだ気泡が常に出ています。

この場所の、あまりにも鮮やかな色が、作りものじゃないか?て疑う人々もいるそうな。
すべて天然のもの、その色は化学物質によって変わってきます。

黄色または、淡黄色  硫黄
白  二酸化ケイ素
赤銅色  酸化鉄
紫  マンガン
オレンジ  アンチモン
緑  ヒ素
黒  硫黄および炭素

自然の力ってすばらしいですね、それが日々変化して・・・ 次に訪れたときにはまったく違ったものがそこにあったりするんだろうなぁ・・・

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あら。 こんなとこにもオレンジ色が流れてきてますよ、アーティストのパレットとプリムローズテラスを横断するボードウォークの上で、ガイザー(間欠泉)の近く。

そこから、しばらくブッシュの中を歩いて小高い丘の上にやってきました。
 
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Frying Pan Flat 上からの眺めも良いんですが、ここ下での観察がおもしろかった。

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沈殿物の堆積によって見られるさまざまな色のグラデーションや

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湧き出る熱水のため侵食してできた、まるで脳ミソのようなカタチ。

こんなのをしゃがんで写真撮ってると、
おしりのあたりがぼや~んと熱くなってきて・・・
えっ?!?(焦、、) 
慌てて振り返ると  
蒸気を吹き出した小さな穴が真後ろにありました。

あはは、、



再びブッシュの中を歩いていると
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木々がこんなふうにオレンジ色に染まっているのが目につきます。 Trentepohlia
グリーンの藻の一種らしいんですけど、ここでは全部、この鮮やかな色。

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そして、どこの国も温泉地帯には必ず出てくるこの名前(笑)  Devil's Bath
ブッシュに隣接したごつごつとしたクレーター、ふしぎな色をしたこの水は、みどり色が濃くなるほどヒ素の含有率が高くなるそうです。


このあたり、マヌカの密生地帯でもあるんですよ。
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含有されるミネラルの関係で火気に対して非常に敏感だそうで、このエリアでの喫煙は厳しく禁止されています。

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ここで湧き上がった水はワイオタプ川を経てワイカト川へ。多数の熱泉から化学物質が流れ出ているために、ワイオタプ川には魚がまったくいないそうです。


おだやかな秋の陽射しの中、ロトルアでの時間はゆったりとくつろいだものになりました。
来年もこの季節に、再び訪れることができたらいいなぁ、とふたりで話してたところです。
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by moana_nz | 2007-05-16 21:50 |
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